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GPS受信機
GPS信号を受信して衛星の時刻・位置・速度を高精度に決定するGPS航法を実現するための装置です。当社は、軌道上での豊富な搭載実績を保有する低軌道衛星向けのGPS受信機だけでなく、地球のほぼ裏側にあるGPS衛星からの微弱なGPS信号を検出する静止軌道衛星向けのGPS受信機も提供しています。


項目 | 低軌道衛星向けGPS受信機 | 静止軌道衛星向けGPS受信機 |
---|---|---|
構成 | GPSP (信号処理装置)、GPSL (LNA)、GPSA (アンテナ) | |
主な特長 | 開発したマルチチップモジュール(MCM)により、小型・軽量・低消費電力を実現しました。 | |
対応軌道 | 低軌道400~1000km | 静止軌道、電気推進を使用した静止トランスファ軌道 |
受信信号 | L1C/A、L2P(Y)、L2C | L1C/A |
位置精度 | RSS 3m (95%) | Along track 7m、 Cross track 4m、 Radial 32m (95%、GEO) |
外形寸法 質量 |
GPSP 96×218×155mm(nom) 1.95kg以下 |
GPSP 98×239×168mm(nom) 3.3kg以下 |
導入によるメリット | 高精度なGPS航法の実現により、地上の設備や運用を簡略化し、運用コストを抑制できます。 |